口臭の大きな問題は、自分で自分の口臭を判断できない、気付かないところ。これが、口臭の悩ましいところです。
例えば、口に自分の手を当てて息を吹きかけても、自分の口臭はよく分かりません。あまり口臭がない人でも、人知れず口臭で悩んでしまう人も多いのです。
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コップを使って口臭をチェック
手軽なのは、コップに息を吹きかけて、臭いを嗅いでみる方法があります。
誰でも寝起きの時が一番、口臭が強くなっています。
目が覚めたら、うがいも歯磨きも食事もしない状態で、コップに息を吹きかけます。そして、コップに鼻を近づけて、臭いを嗅いでみます。異臭を感じたら、周りの人もその臭いを感じるレベルです。
でも、そこで気にして落ち込む必要はありません。
就寝中、唾液の分泌量が減るため、誰でも、多かれ少なかれ口臭が強くなるのです。
当ブログの「口臭の4つの大きな原因-毎日3回、口臭が強くなる時間帯に気を付けたい」で書かれていますが、唾液の分泌量と口臭には関係があります。
寝起きの口臭が強くても、日中の口臭は、それ以下に下がります。
コップを使った口臭チェックは、職場のお昼休みや外出時でもできます。食後の歯磨き前と後で、口臭がどのように変化するのかチェックしてみてもいいでしょう。
オキシドールで口臭チェック
薬局でオキシドール(過酸化水素水)が販売されています。これは、怪我をした時の傷口に使う消毒液です。このオキシドールを使うことで、口臭をチェックすることができます。
コップに適量のオキシドールを入れて、水で2倍ほどに薄めます。薄めたオキシドールを口内に含み、軽くうがいをします。この時、液体が口内にまんべんなく広がるように「クチュクチュ」と撹拌させてから、吐き出します。
吐き出した液体や口内に、わずかな泡が立っている程度でしたら問題はありません。
しかし、泡が多く立っているようでしたら要注意です。食べ物のカスや歯のトラブルで炎症が起きている可能性もあるでしょう。
この場合、口臭が発生していると考えられます。
気になったら、歯科医院で適切な治療を受けましょう。
なお、オキシドールはうがい薬ではありませんから、適切に水で薄めて使用する必要があります。また、濃いオキシドールによる頻繁なうがいは避ける必要があります。
舌の舌苔をチェック
鏡で舌の表面を観察します。口臭の原因となる舌苔(ぜったい)と呼ばれる汚れを確認します。
舌苔の色は、白や黄色がかっていることもあります。綿棒で舌苔を取ってみます。もし、臭いがあるようでしたら、舌歯ブラシで舌苔をブラッシングしましょう。
歯垢染色剤でチェック
口内に歯垢(しこう)が多いと、それは口臭の原因になります。歯ブラシが届きにくい歯間には、歯垢がたまりやすくなります。
そこで、歯垢をチェックする簡単な方法として、歯垢染色剤を使います。これは、薬局で販売されています。
歯磨き後、歯垢染色剤を使用することで、歯垢の付着具合をチェックできます。歯垢が残っていると、そこは赤く染まりますから一目瞭然です。
口臭チェッカーでチェック
いつでもどこでも、手軽に自分の口臭をチェックしたい場合、口臭チェッカーが便利です。
口臭チェッカーの中で、タニタのブレスチェッカー(HC-212M)が人気製品です。
本体の大きさは、
[幅]:41mm
[高さ]:60mm
[厚さ]:20mmですから、バッグに入る手頃なサイズ。
本体に息を吹きかけるだけで、液晶モニターが6段階で口臭レベルを表示してくれます。
液晶モニター6段階表示
【0】口臭は感じません。
【1】弱い口臭を感じます。
【2】口臭を感じます。
【3】強い口臭を感じる時があります。
【4】強い口臭を感じます。
【5】非常に強い口臭を感じます。
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